2004年11月17日
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圧倒的にサスケを馬鹿にした音忍四人衆、サスケが里を出た瞬間に手のひらを返す!?

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

第109話 「音の誘い」

あらすじ §

 サスケは音忍四人衆と戦い、圧倒的な力の差を思い知らされます。

 彼らは、大蛇丸のところに来ればもっと強くなれるとサスケを説得します。

 サスケはナルト、カカシ、サクラと4人で取った写真を机に伏せて、里を出ようとします。

 サクラはナルトに励まされますが、サスケが里を出ると察して、説得の待ち伏せを行います。そこで、サクラは、行かないでくれるなら復讐の手伝いもすると言い、それでも行くというのなら自分も一緒に行くと言います。

 サスケは、サクラに感謝の気持ちを述べ、彼女を気絶させて里を出ます。

 音忍四人衆は、サスケが里を抜けた時点で、サスケの配下となりました。

感想 §

 ついにサスケが木の葉の里を出ましたね。

 予想よりも早い展開です。しかし、サクサクと話が進むのは凄く好感です。

 サスケの糸を使った戦いの描写の素晴らしさ。何やら、むにゃむにゃと唱えるだけで何かが起こるのではなく、きちんと道具を使っている丁寧な描写が良いですね。

 それから、月の素晴らしさ。月をバックにした映像の見事さ。

 それにも増して素晴らしいのが、サスケの心情の描写ですね。一切、説明的な台詞は出てきません。しかし、仲間との写真を破ったりせず、伏せるだけにして出かける描写であるとか、一緒に行くとまで言うサクラを気絶させて置いていく描写など、そこからサスケの心情が滲み出ていますね。サスケは、2つの状況の板挟みになっていて、その一方を選択したことになりますが、選択しなかった方を全面的に否定したわけではないのですね。伏せた写真は、再び立てることができます。そして、サクラを連れて行かないと言うことは、サスケから見てサクラが大事な存在だからでしょう。

 サクラの方も、これだけの段階を踏んでから言うからこそ、サスケに自分も一緒に行くという台詞の重みがズドンと来ますね。これほどまでに愛されることの価値は大きいものです。そして、サスケが、それを受け止めることができるだけの人間的な成長を果たしているというのも素晴らしいですね。

今回の一言 §

 次回はいよいよオープニングに登場する5人チームが結成されるようですね。

 わくわくです。

 そして、その5人チームにサクラが参加していないのも今回の内容から明らかですね。サスケに連れて行ってくれとまで言ったサクラちゃんが一緒に行けるわけがありませんね。